(↑オープニングで使ったオリジナルマラカスです)
先日は表現会にお越しいただきありがとうございました☆
みなさんの温かい声援のおかげで、子ども達も力を発揮することが出来ました♡
さて、今年は↑「ふわふわふとん」の劇に取り組んだ年長組。
なぜならば、この学年に虫好きな子がたくさんいるからなんです!
春から「先生、虫捕また!」と見せに来てくれました。
自分が捕まえた虫!始めの頃は、ずっととって置きたくて、虫籠に入れっぱなし…死んでしまう…ということもありました。子どもたちと話をし、遊んだ後は必ず放してあげることにしました。でも、何とか残しておきたい!…ということで子どもたちが考えたのが写真に残してもらうこと!
撮った写真を使って「これはプールの傍にいる虫」「これは草むらの中」など分類された“虫マップ”を作る子もいました♫
夏に出かけた里山子ども園でも「虫」をテーマにインストラクターさんと山に行きました☆
さて、この「ふわふわふとん」という話。
柳の木の下にある「やなぎハウス」に住む虫たちが寒い冬を乗り切るためにあったかい布団になるものを探しに行くという話だったのですが…
調度、今年園庭に柳の木を植えたのです!!
ということで、劇を始めた頃に柳の木をみんなで見に行きました☆
「先生、きんいろあらしがあるよ~」
※「きんいろあらし」とは「ふわふわふとん」の前作で、黄色く色づいた柳の葉っぱの事です。作中の虫たちはこの葉っぱを被って寝ています…
「もしかして、この下にもやなぎハウスあるのかな?」と覗いてみる子ども達でした♡
ある日、再び柳の木を見てみると…
いつの間にかやなぎハウスができていました♡
中にはふわふわふとんに見立てた花や葉っぱも…
そして寒さで動きが鈍くなったカマキリをこのお家に招待していました(*´ω`*)
劇もだんだんと仕上がっていき、他の子のセリフも言えるほどになっていきました。
自分の役の虫への愛情も膨らみ、絵本借りでは(自分の役の)虫の絵本をチョイスしているなんてことも♫
↑この日は虫たちが「ふわふわふとん」に使う、「ががいもの種」をみんなで手作りしました♡
そうして迎えた本番!!たくさんのお客さんの前で緊張した顔をしていた子もいましたが、一人一人が自分の力を発揮できた劇となりました(^^)/
表現会も終わり…月曜日!!
この日はみんなでふれあい昆虫館に出かけました☆
表現会の後、お知らせしたこのサプライズ…!
登園するなり、「先生~♡今日、お出かけやろ~?昆虫館行くんやろ~?♡」と目を輝かせていました(^^♪
山の方は雪が積もっていました!!!( ゚Д゚)
今回は「ふわふわふとん」に登場した虫…その中でもバッタとテントウムシのことを詳しく教えて頂きました☆
(ちなみに登場した虫は、バッタのトビハネさん、クモのセカセカさん、テントウムシのテンテンさん、ハサミムシのチョッキリさん、アリのパパ、ママ、ぼうや、カタツムリのキララさん)
昆虫館のお兄さんは朝、テントウムシを13匹、あっという間に捕まえたそうです。
「テントウムシはどこにいると思う~?」
子「草の上?草の裏!!」
「もちろんそこにもいるけど、この時期一番多いのは扉の隙間なんだよ。」
子「え~~~!!!」
目に間違える白い斑点は実は模様。鳥を威嚇するために目を大きくして見せているんだとか!子ども達もすっかり騙されました(;・∀・)
次の問題は「コオロギの耳はどこ?」
実際にコオロギを観察して調べてみることになりました☆
さすが、園庭で虫にふれ合っているだけあって触わったり、のぞき込んだりして耳を探していました♫
子ども達の答えは「お顔の横!それとも触覚?」
答えは「足!」
コオロギや種類によってはバッタも足に穴のようなところがあって、そこが耳になっているんだそうです!
実際、タイワンツクワムシという大きなバッタで確認させてもらいました!!
さて最後は質問コーナー♫
子ども達からこちらもなるほどと思う質問が飛び出しました☆
子「クワガタはどうして角の形が違うの?」
「角は、実は顎。カブトムシが出る時期はカブトムシに負けないように大きく、いない時期のクワガタは小さい顎なんだよ~」
などなど…まだまだ質問は尽きないようでした!
教えてもらった後は、昆虫館の中を楽しみました!
劇に出てきた虫を探す子ども達…
バッタやテントウムシではなく、「トビハネさんおらんかな~?」、「テンテンちゃんは~?」
と探す姿がなんともかわいいのです♡
そして見つけました!
「セカセカさんおった~!!」
劇の虫たちとの出会った喜びはひとしおです☆
ふれあい昆虫館と言えばここです!
「チョウの園」
約10種類、およそ1000頭のチョウが飛び交います♫
「ようこそ」とチョウチョが歓迎してくれているようでした♫
そしてキララさんとも出会うことができました♡
「とまってくれないかな~?」とトンボを捕まえる要領で人差し指を出す子ども達なのでした(*´ω`*)
1年を通して虫にふれ合う年長組…
いろいろな活動を通して、小さな命を大切にする気持ちが自然と育まれればいいなと思います…☆